iOSで「Hearthstone」が近いうちにリリースされるらしいので始めてみた。
やる前は単純な殴り合いゲーだと思っていた。
プレイしてみたら素晴らしい殴り合いゲーだった。
ネガティブな意味じゃなく心から楽しめる殴り合いゲー。
デッキ30枚に同一カードは2枚まで(Legendaryは1枚まで)で戦う事になる。
最初は少ないなと思ったけれどMtGなどの60枚同一カード4枚までの規模が半分で試合のスピードが半分以下になったと思ったら途端に面白くなってきた。
MtGやHEXなどと違い割り込みやスタックなども無ければ相手のターンにアクションを起こす事すら出来ない。
賛否両論あるとは思うが試合スピードや単純明快なルールのためにその部分を切り捨てたのは素晴らしい判断だと思う。
デッキ枚数やルールなどは簡略化されているが戦略性が皆無かというと全然そんな事はなかった。
Hearthstoneではデッキの中身全てを使うつもりでデッキを組む事になる。
所謂土地カードやマナカードは基本的に無く(一時的にマナを増やすようなカードは存在する)、ターンが進む毎にお互いに同じ分だけマナが増えていく。
マナ事故などが極力排除された作りになっている。
MtGなどと違いミニオンカードがAP/HPなのも1体の強力なミニオンに無双され続ける事が少なくなっている所良いと思う。
(MtGはクリーチャーカードが受けたダメージはターン終了時にリセットされる。)
カード同士のシナジーがある物も多数あるのでデッキ作りも楽しめる。
手軽に短い時間で対戦できるゲームとしては今までで一番楽しめている。
短い時間で遊べるが故に次から次へと対戦を繰り返しいつのまにか物凄い時間を費やしているのだが。
その他で素晴らしいなと思った部分は不要なカードを触媒にしポイントを貯めて任意のカードを作成出切る「Crafting」システム。
運に身を任せパックを引きまくらなくてもいいのは最高だと思う。
パックを引くのは気持ちがいい。
既に始めて2日で何人かの諭吉さんを旅立たせた私が言うのもなんだが良心的である。
何よりゲームがしっかり作られており、ビジュアルも最高の良いので収集するのも楽しい。
同じカードでもRareという金枠のカードがあり(MtGのFoil)、そのRareカードは絵柄が動いていて使用カードを全てRareにしてみたくなる。
Legendaryの金枠など集められる気がしないが来月も諭吉さんの家出ラッシュをする事になるだろう。
リアルマネーをぶち込まなくても腕に覚えがある人は「Arena」モードで十分集める事が出切るらしい。
$1.99もしくはゲーム内マネーを150G払う事によって遊べるシールドのようなゲーム。
そこで引いたカードでデッキを作り3戦してその結果によって報酬を貰えるらしい。
全敗でも5枚のカードは保障されているらしい。
まずはある程度強いカードの効果を知らない事には始まらない。
現在、始めたばかりの私はDruidで強力なミニオンカードを詰め込んだグッドスタッフで遊んでいる。
対人戦でも調子が良いのでぶっこいているが現在の流行デッキのメタがDruidの部分が大きいかもしれない。
デッキを構築する際にとにかくぶち込みたくなるカードが以下。
Dreamの効果で出てくるカードがランダムであるがどれも頭がおかしい「Ysera」。
ターン終了時に敵HeroもしくはEnemyに8点ダメージを飛ばす基地外「Ragnaros the Firelord」。
攻撃出来ないが攻撃されたり除去されない限りHPも減らないので運用しやすい。
5マナで対象のミニオンをコピーする鬼畜カード「Manipulator」。
YseraやRagnarosをコピーした日には高笑いが止まらない。
そして私が忠誠を誓った「Sylvanas Windrunner」。
死んだらランダムで敵のミニオンをこちらのコントロールにする。
鉄板構築のデッキとプレイミスを無くせばも上げられそうなので俄然やる気が出てくる。
全Heroを試しつつレベル10になったら構築デッキで試合しランキングなども用意されている「Ranked」モードもやってみようと思う。
Hearthstoneをやっていると久々にWorld of Warcraftをやりたくなってくる。