アルファテストには参加出来ない予定だったがテスト期間が延びたようで触ってみた。
『EVOLVE』は人数非対称のFPSでクラスの違う4人の人間側と様々な能力を持った1人のモンスター側に別れて戦うゲームで2015年2月に発売予定。
操作方法はFPSをプレイした事のある人なら殆ど戸惑う事なくプレイできるだろう。
人間側のクラスは攻撃役を担う”Assault”、回復約の”Medic”、追跡や捕縛能力を多数所持する”Trapper”、重火器を持ち支援を得意とする”Support”の4つ。
ゲームの中でクラスが被る事は無く、必ず何れかのクラスに割り振られる。
アルファテストではプレイしたいクラス(モンスター含む)に優先順位を付ける事によりマッチング時に割り振られるクラスをある程度制御出来るようになっている。
モンスター側は未プレイなので判らないが人間側のクラスは実績をアンロックしていく事によりクラスは同じでも能力の異なったキャラクターが選択できるようになるようだ。
マッチング後のセットアップ画面でスキルや兵装を変更出来る。
実際のゲームは人間側がモンスター側を追い回す事になる。
モンスター側は周囲にいる他のモンスターを食べる事により進化していく。
人間側は出来るだけ早い段階(弱い状態)でモンスターを倒す事が目標。
モンスター側は序盤は出来るだけ捕まらないように進化し人間側の4人を全滅させるのが目標。
いくら序盤のモンスターが弱いと言っても舐めて掛かると殺されてしまう。
人間側はそれぞれのクラスの役割を理解してモンスター側を追い詰めて行く事になる。
人間側のクラスの役割を現段階で私が教えて貰った範囲で説明すると、攻撃役である”Assault”は自分を一定時間無敵にするスキルを持っておりそれを使いつつモンスターに接近して攻撃する。
回復約である”Medic”はモンスターに狙われにくい位置を取りつつ味方を回復し隙を見てモンスターを鈍足にする攻撃を行う。
“Trapper”はモンスターを捕縛する兵装を多く持ち、モンスターの足跡を見つけ追跡し罠にかけ足止めをしたり一定時間ドームを張りその中からモンスターは出れなくなるようなスキルを持つ。
“Support”はモンスターに狙われている味方を無敵にする事や大きなダメージを与える事が出来る爆弾を投下できる。
またスキルで範囲内の味方を一定時間透明にする事が出来る。
人間側は死んでしまった場合でも1分30秒で再出撃が可能である。
モンスター側は4人をある程度纏めて倒さないと行けないので難しそうではあるが人間側が分隊している場合だとモンスター側が有利なので各個撃破しつつ生き返るまで食事に専念出来る。
纏まってモンスターを倒さなければならないが全滅させられるような事態は避けないとならずそれぞれの”狩り”の駆け引きはかなり面白い。
ゲームの雰囲気だがアルファテストでプレイできた”The DAM”というマップはこのゲームの面白さを伝えるのに素晴らしいマップだと思う。
雨が降っており視界も悪く高い岩場や洞窟などもありどこからモンスターが飛び出てくるか判らないドキドキ感を楽しめる。
映画の『エイリアン』や『ジュラシックパーク』の登場人物の1人になったような感じである。
モンスターが近くにいると鳥などが騒ぎ始め赤いアラートが表示されるのだが怖いもの見たさで1人で追っていくとモンスターに待ち伏せされてガブっといかれてしまう。
色々なフラグを立てつつも自分の欲望に忠実に行動し味方の足を引張るのも初心者時のプレイとしてはドラマティックで楽しい。
ゲーム自体はかなり面白く発売日まで待ちきれない気持ちでいっぱいだが今回はアルファテストなので色々問題も発生していたようだ。
アルファテストの初日はネットワーク障害なども起きていたようだし、私がプレイしていた時でもロード画面が異様に長かったりゲーム内でバフを取ろうとしたら複数人がクライアントごと落ちたりした。
敵の”Goliath”が空中で棒立ち状態になり人間側に散々な目に合わされたのは笑えたがこのようなバグは多いらしい。
発売まで時間はあるので心配はしていないが面白いゲームである事は間違いないのでバグなどのつまらない事で評価が下がらないよう万全の状態でリリースして欲しい。