『HEX』αテストプレイレポート

hexeye
αテスト中の「HEX: Shards of Fate」。プレイの感触や状況などを書いてみたいと思います。

私の中でじわじわと遊ぶ時間が増えてきているHEX。
かの有名なTCG「Magic the Gathering」ライクな部分が多いのは前評判から判っておりましたがかなりMtGです。MtGに出てくるルールや能力が別の名前で出てきます。MtGプレイヤーには取っ付き易く、MtGをプレイしたことない人にとっては複雑に感じる部分も多いと思われます。
HEXに関してこのMtGに似ているという事が全くマイナスに作用していないのがHEXの良い所です。
基本の部分はTCGとして歴史と実績のあるMtG。それに足し引きしつつ新しいものなっていると思います。

まずαテストの現状ですが使用出来るカードは相当数事前に用意されて日々色々なデッキが生み出されています。主に現在使用出来る機能はデッキビルド、AI対戦、フリー対戦、トーナメントです。
バグは多数あるみたいですが自分は今の所、大きなストレスもなく普通にプレイできています。
デッキを作成し保存しようとしたらうまく保存出来なかった時が一番ストレスでした。
フリー対戦中にフリーズやコネクションロストするような状況には遭遇したことがないので良い状態に来ているのではないかと思います。
トーナメントは参加したことがないのでわかりませんが、フリー対戦は対戦メニューに入りゲーム内チャットで対戦者募集しているプレイヤーに挑んだり、若しくは待機中のプレイヤーをリストから選び対戦申し込みするだけで簡単に対戦出来ます。

Hex 2014-01-10 19-49-22-798

1試合は手持ち時間30分づつの対戦になります。長考で待たされるような事も今の所無いので大体1試合15分弱です。
AI対戦は色々なテーマデッキからランダムで選択され対戦することになります。AIが凄くアホな時もあればそうでもない時もあるので現在は新デッキ試し場になっていますが、PvEが実装されればまた違った形のAI戦が楽しめるでしょう。

次にHEXのゲーム性ですが冒頭でも書いた通り非常にMtGに似ています。
基本的なルールもそうですしMtGで出てきたカードやクリーチャーが名前を変え色を変え出てきたりします。
カードパワーについては似ているカードが多いですがちゃんとHEXのルールの中でバランスが取られていて色々な選択肢が用意されています。
プレイヤーの分身となるチャンピオンも現状で20体程おり、未実装ですが装備でのカスタマイズなども出来るようなので楽しみです。
HEX独自の部分としてデジタルTCGでしか実装が難しいカードなども存在します。例えば以下のようなカードです。

Buccaneer

このTroopは場に出た時に場に出ているTroop1体を対象とし、それをオーナーの手札に戻す事が出来ます。
またそのオーナーの手札に戻ったTroopカードはコストが1増加します。
オーナーの手札に戻したカードにのみコストが1増加します。手札に戻したカードと同名のカードがあったとしてもそれに対してはコスト増加は行われません。

また以下のようなものもあります。

Argus

このTroopは手札に持った状態で自分のターンスタートを向かえる度にコストが1低下します。
手札を相手に公開することなくこの能力が発動していくのを見るのは楽しいものです。

この他にも前情報にもあったカードにソケットが付いており自分好みにカスタマイズ出来るものなど目新しいものが沢山ありました。

Hex 2014-01-10 19-50-45-618

現状は最低限の対戦機能を実装した状態のHEXですが前情報の通りにアップデートが進んで、ギルド機能やPvEでのRaidなど実装されていけば長く遊べるゲームになり、MtGのようにエキスパンションの入れ替えもあるようですので将来性は高いと思われます。

今後お勧め出来るゲームではありますが、現状はαテストのため上記に書いた多数のバグや改善の余地がありそうな操作部分が残っております。

公式HPでαテストに参加出来る事前購入も開始されているようなので上記を踏まえ興味がある方は是非一度プレイしてみてください。

Sponsored Link