『黒砂』握手しながら顔面パンチ

黒い砂漠にて2回目の領土戦が行われた。
1回目の領土戦がまごうことなき糞ゲーだったが、運営はアンケートを取りそれなりのスピード感で実装してきた。
運営側で日本仕様のテストをしていれば判ったミスは頂けないがある程度プレイヤーの声に耳を傾ける仕草を見せ修正してきたのは良いことだと思う。

今回行われる修正後の領土戦は24時間。
長い時間も去ることながら対人においてダメージが入らないスキルがあるという該当クラスにはたまったものではないバグを抱えつつの開催になった。
ちゃんと直してからやれよと思いもしたが、運営はそのぐらい1回目からの人離れに危機感を持っていたのかもしれない。

我がギルド【CA】は領土戦を勝ち抜ける規模ではないので領地戦へと希望を託し、未来の領主になりえるギルドの好感度を上げることにした。
これも一つの処世術という事でご容赦頂きたいが、領土戦に参加されているギルドの方々にとっては我々のようなポジションの存在は鬱陶しくて仕方が無かったと思う。
城砦も持たず好き勝手に防衛オブジェクトを破壊し殺しても殺しても沸いてきてキリがない。
しかも城砦を破壊したはずのギルドの面々がこの勢力に加わり恨みの喧嘩キックをしてくるのだから辛いものがあるだろう。

前回の領土戦よりそれなりに時間が掛かるので24時間取ってあるのだと思っていたが結果はカルフェオン領をギルド【Fury】さんが瞬く間に獲得。
あまりの手際の良さに少し濡れた。
ベリア村争奪のバレノス領は前回の領土戦の抜け殻も多くはあったが様々なギルドがごった返す修羅の国。

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初めは微力ながら援護に回ると決めたギルドに勝利して貰えるよう防衛施設を破壊したり、敵城砦の位置連絡などを行っていたが実際は敵同士だと思っていた所と同盟を組んでいたりと我々の向けた刃は何処へ。
白チャにて「聞いてくれ、ギルド*****を倒したい。力を貸してくれ。」と言われ、そのギルドが自分達が応援しているギルドだったため泣く泣く引き金を引いた我々の気持ちは。

悲観にくれた我々は歩兵戦が行われている真っ只中で大砲を持ち出し全てを無に還す事を決めました。

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当然の事ながら我々が土に還ることになりました。

実際のところはゲガゲラ笑いながら大砲を試し撃ちしたり、ここも同盟なんだろうけど俺達は聞いてないし殺されたから仕方ないよねとこっそり仕返しをしたりしていました。
結果として応援しているギルドの城砦も陥落し、目的を失ったので戦場を後にしました。
ラグも無かったしお祭気分で参加するには面白い戦場でした。

今回はゲーム史に脈々と受け継がれる大手同士の同盟沼に足を引張られているギルドが多かったのではないでしょうか。
私はMMOの対人における大手同士の同盟は「握手しながら首絞めたり、顔面パンチするようなもの」と言うイメージが強すぎるのでそう映ってしまったのかもしれません。
ギルドとしての個の力で十分渡り合える力を持っているはずなのにとも思いますがトップギルドは何かと標的になりやすいので気苦労も多いのかもしれません。

今の戦争の仕様だといかに目立たずに生き残るかというゲームになってしまうのでこの流れも致し方ないのかもしれません。
無駄にヘイトを稼がないよう日頃のプレイ態度を改め、皆様に愛されるギルドになろうと心に誓いました。
今回の領土戦にてギルド【PartiZan】さんが解散の運びとなることを知りました。
元気に活動されている頃は「ギルドメンバー多すぎ、羨ましい、少し頂戴」などと思っておりましたが大きなギルドが去るというものは寂しいものがあります。
個人的にはメンバーの方々に募集ツイートをリツイートして頂いたりと懐の深さに並々ならぬ親近感を覚えていただけに悲しかったです。
外野からではありますがお疲れ様でした。

その後4chに戻った我々はメンバーと仲良く島巡りへ。

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応援していたギルドが負けてしまい幾ばくかの悲壮感はあったものの未だ続く戦争の全体チャットを眺めながら海に浮かぶのは大変心地よいものがありました。
さっきまで戦場にいたなんて嘘みたいだと思いながら全ての島を案内して貰い知識回収。

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舵を取る人間がドSだと乗組員のパフォーマンスは向上することが実証されました。

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