【Netflix】灰と幻想のグリムガル 視聴感想【アニメ】

Netflixでも配信されているアニメ『灰と幻想のグリムガル』の視聴感想。

チート能力やハーレムの異世界転生ものを一休みしたい人におすすめの作品。

作品情報

作品名:灰と幻想のグリムガル
原作:灰と幻想のグリムガル(続刊)
制作:A-1 Pictures
話数:全12話(シーズン1)
PV:

あらすじ

「目覚めよ」という声を受けて目を覚ましたハルヒロは、自分がどこともしれない闇の中にいること、そして名前以外の何も思い出せないことに気付く。同じ境遇の12人が揃って外に出ると、そこは赤い月が照らす地「グリムガル」であった。
途方に暮れるハルヒロたちだったが、そこに現れた案内人に誘われた「義勇兵団レッドムーン」の事務所で、人類が魔物と戦っていることを知らされる。そして、この世界で生きていくために義勇兵となってその戦いに身を投じるか、街で細々と生きるかの選択を迫られた。
決断できないハルヒロを尻目にいち早く動いたレンジは、見込みのありそうなメンバーを誘ってパーティを組み、結果としてハルヒロたちは残された者同士でパーティを組むことになってしまった。
各々が義勇兵としての職業に就き基本スキルを習得し、何とか体裁を整えたハルヒロ達はグリムガルの大地での冒険へと旅立ったが、そこには過酷な現実が待ち構えていた。 – Wikipediaより

感想(ネタバレあり)

異世界に放り出されあぶれものだった『ハルヒロ』が仲間と共に日々何とか生き延びながら少しづつ成長していく過程を描く今作品。原作はライトノベルでアニメから原作に入った自分としてはアニメがどれだけ素晴らしいかを再認識させてくれる。キャラクターデザインは『細居美恵子』。アニメでは登場人物の女性が大変可愛くなっていて凄く良い。

劇中の挿入歌とアニメーションが美しく水彩画のようなタッチのアイキャッチは雰囲気抜群。クオリティ高く全12話にまとめられていて一気に見終えてしまった。

ゴブリン1匹に苦戦し生活するだけでも厳しい閉塞感のある序盤が凄く良い。装備やスキルを少しづつ集めていくのはゲーム的であり、しかし簡単に手に入らない代物で勿論お金が必要だし1つのスキルを習うだけで何日も掛かる世界。原作でもそうだが何故異世界に来たのかは明かされぬまま。メインはそこではないからスッキリ観れるので問題なし。

原作と違い主に主人公の内情を省いた分本当に面白くなっていると思う。逆にアニメから原作に入った人は困惑するかもしれない。原作の『ハルヒロ』は『ランタ』と違う意味で糞野郎だと思う。

個人的には思った事は何でも言ってしまうし空気も読まない『ランタ』の態度とは裏腹に慣れ合いではない仲間への思いと自己犠牲の精神、自分が悪者になればパーティーが上手く回ると達観してそうな感じが凄く良い味を出していると思う。

女性陣では『ユメ』が可愛い。胡散臭い感じの関西弁が凄く良い。

シーズン1ではデッドスポット討伐までなので是非ともシーズン2、3と作って貰いたい。どうしてもダルングガル編を観たい。

おすすめ度:5.0/5.0

『【Netflix】灰と幻想のグリムガル 視聴感想【アニメ】』へのコメント

  1. […] 出典:CHAOSism.NET […]